LS210D には、6GB 以上ほどの未割り当て領域があります。
これはデータ領域用の最後のパーティション(sda6)の後ろにありました。
上の各パーティションの合計サイズと「赤字」で示したディスクの総量との差がこの未割り当て領域です。
実際にパーティションを切ってみると 6.6 GB ありました。
私は気が付かなかったのですが、ある方が LS410D に未割り当て領域があるのに気が付かれて、この領域に debootstrap で debian をインストールされている記事を偶然見つけました。
LS410D では 8GB ほどの未割当領域があるそうです。
その方は、この未割り当て領域にパーティションを切って、debootstrap で debian stretch を落とし込み、chroot で切り替えて debian として使う、ということでした。
オリジナルはそっくり残っていますので、chroot で元に切り替えれば元の LS410D に戻ります。
サーバーとして使うときに chroot で切り替えて使い、使い終わったら元に戻す、ということでしょう。
そのためには、ssh でログインできるようにしますが、このログイン方法は当ブログでも紹介しました。ここでは改めては触れません。
試しに、ウチの LS210D に debootstrap で落とし込みを試行しましたが、パッケージの Extracting がうまく行われず、結果は失敗しましたが、クロスインストールならばうまくできそうです。
Lubuntu PC では Extracting が同じ debootstrap ファイルでうまく展開されるのですが、最終段階でエラーになり、これも結果的にうまくいきません。
どうやら、LS210D の場合は何か、足りないものがあるようですし、Lubuntu PC もダメです。
もう少し頑張ってみますか。
すでに Debian Server 化もしていますので、実質的な意味はありませんが。
また、いつでもオリジナルに戻すこともできますし。
未割り当て領域が何のためにあるのかは不明ですが、案外 LS410D で debian をインストールされた方みたいに、バッファローも同様のことをして、開発時の試験やアップデートなどに使っていたのかも知れません。
数GB の領域は第2 root として使うには十分です。
製品化に際しては未割り当て領域に戻して、ディスクコピーして、筐体に装着する、ということでしょうか。
もしそうだとしたら、なかなかに知恵のある使い方だと思えるのですが(笑)。
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