LS-AVL ではどうかと思い、設定してみましたらナンと、'-r' を受け付けて syslog デーモン再起動でエラーにはなりません。
ルーター側は、これまで Mac を出力先にしていましたが、LS-AVL に変更しましたら、ちゃんと取れています。
他の機器のログが Mac にたまるのはあまり気分的にはよくないので、Debian Server の rsyslog の設定をして Debian Server に変更しようと考えていました。
LS-AVL で取れるのなら、それはそれで構いません。
この Linkstation LS-AVL はバッファローオリジナルのものに、ssh でログインできるようにしただけのものです。
筐体はネットで調達した中古品に、手元にある HDD 1.0TB を装着して、復活させたものです。
syslog サーバー機能は具体的には以下のようにします。
1.syslog を記録するファイルを置くディレクトリを作る
NAS としてアクセスできるディレクトリにします。
2./etc/syslog.conf に RTX830 のファシリティ番号と
記録先ディレクトリとログ・ファイル名を追加する
3.起動用シェル /etc/init.d/syslog.sh のオプションに '-r' を追加する
4.syslog デーモンを再起動する
5.ログ・ファイルのパーミッションを root のみから一般ユーザーにも r/w 権を与える
6.RTX830 の syslog 出力先を現在の Mac から LS-AVL に変更する
NAS としてアクセスできるメインのディレクトリは /mnt/disk1 配下に作られています。
例えば、 "MainData" とします。
この配下にフォルダ "rtx830" を作ります。
LS-AVLD2C:~# mkdir /mnt/disk1/MainData/rtx830
/etc/syslog.conf に追加します。
以下は追加したあとの内容です。
LS-AVLD2C:~# cat /etc/syslog.conf
cron.* /var/log/cron
user.info /var/log/linkstation.log
*.emerg *
local0.* /var/log/linkstation.log
local1.* /mnt/disk1/MainData/rtx830/rtx830.log # 追加した行
local6.* /var/log/file.smb
local7.* /var/log/backup.log
*.info;cron.none;user.none;local6.none /var/log/messages
root@LS-AVLD2C:~#
起動用シェル /etc/init.d/syslog.sh の中のオプションに '-r' を追加します。
シェルの中の SYSLOGD_OPTIONS="-m 0" に追加し "-m 0 -r" にします。
LS-AVLD2C:~# sed -i 's/-m 0/-m 0 -r/' /etc/init.d/syslog.sh
syslog デーモンを再起動します。
LS-AVLD2C:~# /etc/init.d/syslog.sh restart
ログ・ファイルが作られていますので、パーミッションを変更します
LS-AVLD2C:~# chmod 666 /mnt/disk1/MainData/rtx830/rtx830.log
RTX830 が LS-AVL のアドレスに出力するように次のコマンドを実行します。
syslog host 192.168.xxx.yyy
これで syslog が LS-AVL の当該ディレクトリのログ・ファイルにたまるようになります。
ssh で入れるようにした甲斐があったというものです(笑)。
HDD の Load_Cycle_Count を確認でき、Intellipark の停止も確認できましたし。
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