ORICO Thunderbolt 3 NVMe M.2 SSDケース(M Key)対応 40Gbps 外付けケース 2230/2242/2260/2280 SSD対応 M.2 SSD 変換アダプタ エンクロージャ ケース SCM2T3-G40 (Grey or Silver)
Amazon で 2020-01-23 現在の価格は 13,800 円です。
(2020-02-05 現在、15,800 円と、2,000 円高くなっています)
私が購入したときは 11,800 円で現在価格よりも 2,000 円安価でした。
価格面では安くなるどころか高い方に振れていて不本意です。
まさか、わたしの記事で欲をだしたのではないでしょうねぇ。
色は灰色とシルバーの2種類があります。
Amazon での製品紹介は次の内容です。
- 【40Gbps転送】NVMe M.2 SSDをThunderbolt 3 に変換するM.2 SSDケースです。最大転送速度は40Gbps(理論値。【対応性】22x30 / 22x42 / 22x60 / 22x80 mmのM.2 NGFF(M Key )のSSDに対応します。ご注意: B-Key / B+M Key / PCI-EインターフェースのSSDには非対応となります。 【機能性】最大2TBまでのSSDを搭載可能。JHL6340マスターチップ採用、安定にデータ転送します。10.4(L)*4.4(W)*1.5cm(H)cm サイズで、持ち運びに便利です。Mac OS、Windows 7/8/10、Linuxのシステムを対応します。 【安全性】高品質のアルミ合金採用、堅固で耐圧、放熱性も優れます。内部に熱伝導ゴムがあり、製品の異常に発熱ことを防止します。【簡単に使用】ドライブ不要、ホットスワップ対応、差し込んですぐ使用できます。
- 【対応性】22x30 / 22x42 / 22x60 / 22x80 mmのM.2 NGFF(M Key )のSSDに対応します。ご注意: B-Key / B+M Key / PCI-EインターフェースのSSDには非対応となります。
- 【機能性】最大2TBまでのSSDを搭載可能。JHL6340マスターチップ採用、安定にデータ転送します。10.4(L)*4.4(W)*1.5(H)cmサイズで、持ち運びに便利です。Mac OS、Windows 7/8/10、Linuxのシステムを対応します。
- 【安全性】高品質のアルミ合金採用、堅固で耐圧、放熱性も優れます。内部に熱伝導ゴムがあり、製品の異常に発熱ことを防止します。自動睡眠機能を持って、省エネデザイン、SSDの寿命も延長できます。
- 【簡単に使用】ドライブ不要、ホットスワップ対応、差し込んですぐ使用できます。LEDランプによっていつでもデバイスの作動情況を分かります。40Gbps Thunderbolt 3ケーブルが含まれています。
ほかにも2つほど他社(TREBLEET、WAVLINK)の Thunderbolt 3 ケースを使っていますが、この商品が一番優れているように思います。
Samsung 970 EVO Plus を装着、Mojave をインストールして iMac 2019 の外付け起動ディスクとして使っています。
性能は他社2製品と変わりませんが、ブートタイムが 数秒 〜 10 数秒 ほど速く 20 秒以下、長時間スリープからの復帰も良好です。
さらに WD Black SN750 よりも発熱する Samsung 970 EVO Plus でも 45 ℃ を越えることはほとんどなく、冷却性能も優れています。
ケースがアルミダイカスト製で表面の冷却フィンと合わせて構造的に冷却能力を高めているのだと思います。
2020-02-05 時点では WAVLINK が 9,770 円(800 円クーポン適用で 8,970 円)が最安値で 1 万円切りですが、それよりも 5,000 円以上高い ORICO のこの製品がおすすめです。
なぜなら、WAVLINK はケースがプラスチック製で、冷却能力が高くないからです。
WAVLINK はマニュアルが付いていて、箱への収め方もきれいですが、発熱対策だけが不十分のように感じます。
もっとも、SSD の最適稼働温度は 50 ℃ くらいともいわれていますので、気にしなくてもいいのかも知れません。
このケースを使うには少しでも発熱対策のために次のようにした方がいいでしょう。
- 付属のヒートシンクの爪を取り除きます。
これは、一度取り付けると外すのが大変だからです。
- 熱伝導シートを別途購入してヒートシンクと SSD の間に貼り付けて使う
熱伝導シートは 0.5mm 厚 の 12W/m・Kタイプがいいでしょう。
これよりも厚いとヒートシンクを付けたらケース蓋がキチッとハマりません。
したがって購入価格にプラス 1,000 円 程度の熱伝導シートを見込むことになります。
※ 熱伝導シートは付属品の一部だったようですが、送付されてきた商品には
付属しておらず、販売元に問い合わせています。
「付属していた」方と「付属していなかった」方がおられるようです。
3週間が経過、この間3回問い合わせましたが、販売元からはなしのつぶてです。
欠品に対してちゃんと対応されないのはいただけませんね。
一気に評価が下がりました。
販売元の誠意が感じられませんので返品することにしました。
このような対策を講じればほぼ ORICO 並みの冷却効果が得られますが、販売元から欠品対応がされないので最安値であってもおすすめはできません。
TREBLEET は「世界最小」をうたっていますが、これも発熱対策は不十分で、WAVLINK といい勝負(発熱度合い)です。
価格は 2020-02-05 時点では 9,990 円と、1万円切りしています。
「世界最小」といっても ORICO と比較すると、長さで 5mm、厚さで 3mm 小さい程度なので、そういう「うたい文句」よりも発熱対策をしっかりしてほしいと思います。
TREBLEET は放熱フィンを表面に貼り付けるか、ファンを付けて発熱対策した方がいいでしょう。
40mm 角の放熱フィンを上下2枚ずつ貼り付けるか、40mm 角の放熱ファンを取り付けるかです(ファンの方が放熱効果は高い)。
これによって「世界最小」ではなくなります。
コスト的には WAVLINK < TREBLEET < ORICO です。
発熱対策は ORICO > TREBLEET ≒ WAVLINK です。
ブートタイムは ORICO < TREBLEET < WAVLINK で 20 秒未満 〜 30 数秒という差があります。
スリープからの復帰はどれも同レベルです。
あくまで私見ですが、ORICO > TREBLEET でしょうか。
小型ファンを取り付けて冷却するのを前提ならば TREBLEET の方が安くていいかも知れません。
WAVLINK は欠品に対して3週間経っても対応されませんので、おすすめできません。
少し前までは Thunderbolt 3 対応ケースの入手が困難でしたが、2ヶ月ほど経過して新規参入があります。
今後も増えるのではないかと思いますし、そうなればもう少し価格も安くなることが期待できそうです。
Thunderbolt 3 接続・40 Gbps で使えるケースに装着した外付け SSD は現時点では最強です。
また、Thunderbolt 3 接続時は PCIe 接続とみなされますので TRIM オン、S.M.A.R.T. 情報も見ることができます。
USB3.1 Gen2 の 10 Gbps の 4倍の転送性能ですから、性能重視ならば Thuderbolt 3 対応ケース一択です。
iMac の場合は USB3.1 Gen2 接続は Thunderbolt 3 ポートを使いますから、それならば Thunderbolt 3 として使うほうがいいでしょう。
価格的には USB3.1 Gen2 ケースの方が 3分の1 以下で済みますので、そういう理由でUSB3.1 Gen2 ケースを選択するのもありです。
この場合でも 数100 MB/s でますので、Thunderbolt 3 対応品に比べれば劣りますがそれなりに高速です。
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