"KINGMAX M.2 MVMe PCIe3.0x4 SSD KMPX3480-512G" という製品です。
KINGMAX はメモリ製品や SSD を製造販売する台湾のメーカーです。
台湾メーカーの活力、「とにかく作っちゃえ、売っちゃえ、そのうちにメジャーになる」というパターンでしょう。
そうやって、世界的に有名になってブランドを確立した台湾の電子機器メーカーは多いので、KINGMAX もそうした企業の一つだと思われます。
製品画像から |
性能仕様は,
・ Sequential Read : 3400 MB/s
・ Sequential Write: 1950 MB/s
・ Random Read : 350 KIOPS
・ Random Write : 430 KIOPS
・ MTBF : 200 万時間
となっており、3年保証となっています。
少し気になるのは MTBF が 200万時間という点です。
この数値は HDD とかわらず、SSD にしては 1桁少ない感じがします。
耐久性などの試験検証環境がないのか、していないのか定かではありません。
詳細データシートがありませんので、TBW や キャッシュサイズなどは不明です。
TREBLEET ケースに装着して Thunderbolt3 接続での性能測定結果は次です。
性能仕様では Samsung 970 EVO Plus の方が上ですが、実測では KINGMAX が概ねこれを上回っており、非常にコストパフォーマンスがいい。
970 EVO Plus の実測は次に示しますが、これと比較しても素晴らしい性能値です。
発熱は少なく、TREBLEET のケースに装着して高くても 45 ℃、概ね 35 ℃ 以下です。
TREBLEET ケースは発熱対策がいま一つですが、それでもほとんど 35 ℃ 以下は素晴らしい。
Amazon 価格で 970 EVO Plus が 15,000 円 するのに対して 7,880 円 と、ほぼ半額です。
500 GB クラス最安値で、970 EVO Plus に匹敵する高性能品は他には見当たりません。
企業がまだ発展途上と思われ多少、気になる点はありますが、おすすめできる製品だと思います。
この製品の S.M.A.R.T. 情報は次のようになっています。
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書き込み数は性能測定や、2 GB 程度のファイル・フォルダを何回かコピー検証しただけですので、まだ少なくて 145 GB です。
[このMacについて] => [システムレポート] => [NVMExpress] で TRIM オンも確認済みです。
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