これまでは Tailscale を Mac mini M1 に設定していましたので、Raspberry Pi3 model B の Wireguard VPN を使わなくて VPN 接続できています。
また Asterisk もとっくにお役御免になっています。
そのためラズパイ自体がお役御免になっていました。
それを再就役させて Tailscale を入れ、これまで Mac mini M1 に担わせていた Exit Node と Subnet をラズパイに変更しました。
ラズパイは常時電源オンで、Tailscale も常時オンライン状態です。
これによって WoW(Wake on WAN through ipv6)で Mac mini M1 を目覚めさせる必要がなくなります。
これまで:WoW → Tailscale 接続 → ファイル共有 (smb) / 画面共有 (vnc)
これから:Tailscale 接続 → ファイル共有 (smb) / 画面共有 (vnc)
ひと手間減ります。
Tailscale は接続しっぱなしでも構いません。
うちの中では自動的に WiFi 接続下での Tailscale 接続になり、外では楽天モバイル回線で Tailscale 接続になります。
したがって、ふた手間減って、直接にファイル共有や画面共有ができます。
Mac は共有操作によってスリープが解除されますので、以上のような流れになります。
【追 記】ラズパイの IPv6 アドレス付与方式の変更
Global IPv6 のみ、しかも EUI64 方式のアドレス付与がデフォルトになっている。
Temporary IPv6 が割り当たっていないのもデフォルトのようだ。
これを EUI64 方式でなく、ランダムなインターフェース識別子にし、かつ Temporary IPv6 も割り当てるには次のようにする。
1.EUI64 をやめてランダムなインタフェース識別子にする
/etc/dhcpcd.conf に slaac private という1行を追加する
EUI64 に戻すには slaac hwaddr と置き換える
2.Temporary IPv6 を割り当てる
追加する
Temporry IPv6 の割り当てをやめるには net.ipv6.conf.eth0.use_tempaddr=0
と置き換える
上記1項と2項の反映はラズパイを reboot する。
ラズパイの IPv6 に一時的アドレスを付与したことで、インターネットアクセスのときのソースアドレスは、この一時的アドレスが使用されます。
Exit Node としてラズパイを経由して、スマホがインターネットアクセスするときも、この一時的アドレスがソースアドレスになります。
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