実はまだ Androidナビ 導入を検討中です。
現在は次のようになっており、運用性の観点では本記事表題のとおりに使えています。
【ナビと地図】
Carpuride 9インチ(ポータブル型ディスプレイオーディオ)に iPhone SE3 を
CarPlay接続し Appleマップを利用中
【ハンズフリーと楽曲再生】
クルマに備え付けのカーオーディオにメインスマホ・Mi 11 lite 5G を Bluetooth
接続して利用中
Mi 11 lite 5G と iPhone をクルマに持ち込みます。
ともにロック状態で構いません。
エンジンキースタート後、約20秒後にハンズフリー接続と楽曲再生開始、25秒後に CarPlay 接続完了で Appleマップが表示されます。
運用性で問題ないのになぜ Androidナビ を検討中かというと、ダッシュボード周りをスッキリさせたいことと、車載用機能をオールインワンにできるからです。
【Android ナビの車載用機能について】
・Android マップアプリ、または CarPlay / Android Auto によるマップ利用
・ハンズフリー
・オーディオやラジオ
TV チュナー追加可能(ウチでは見ませんが)
・楽曲再生や動画再生
・CD/DVD/他メディア対応機能を搭載のものがある
・OBD2 による車両状態情報
など
【ナビゲーション用のマップについて】
マップアプリの無料版は次のものがあります(無料版で十分に使えます)
・Appleマップ
・Y! カーナビ
・moviLink(トヨタ向けカーナビのマップ)
・Waze
・GoogleMaps(オフラインマップ可能)
・MAPS.ME(オフラインマップ可能)
① Appleマップが進化していて、GoogleMaps よりも使いやすい
GoogleMaps は距離時間優先で細い道をナビする傾向がありこの点が最大の
難点(クルマが通れない道の場合があり、一度偉い目にあった)
② 次点で Y! カーナビと思うが、検索機能がよくない
検索機能をショートカットで補うがやり方があります
検索機能がよい GoogleMaps で目的地を Siri 検索して、Y! カーナビにその座標位置
を送って Y! カーナビを開くショートカットを作成して使うことで補う
※ 記事末にショートカット事例を記載しています
③ 3番が moviLink かな、と思うが iPhone 本体での起動が必要で面倒
私見だが Appleマップ一択かなと思っている
Appleマップ利用のために iPhone や iPad を使うこともありだが、
クルマに常設するのは好ましくない
理由はバッテリーを搭載なので、熱暴走の恐れがあり、発火の危険性がある
セキュリティの観点からもクルマ常設をしない方がよい
Appleマップを使うには必然的に CarPlay で使うことになる
【CarPlay について】
・Androidナビ または ディプレイオーディオ と、iPhone が必要
・CarPlay 有線接続はすんなりと接続できる
・CarPlay ワイヤレス接続は、一度接続設定すれば以降は自動的にディスプ
レイオーディオに接続する
以下、Androidナビ を Aナビ、ディスプレイオーディオ を DA と表記しています。
【Aナビ について】
DA 機能を搭載している点はよいが Android 機能 自体はどうか
Android アプリが使えるがさほど便利ではない
・運転中は操作不可なのでマップを表示しておくくらい
・停車中のアプリ利用ならばスマホで事足りる
・動画系は同乗者を別にして運転者が運転中の視聴は不可
・アプリ更新や同期のためには Google にログインしておく必要がある
車載機でログイン状態はセキュリティ上好ましくない
・アプリ更新はデータ通信量を多く消費する
・Appleマップを 使うには Aナビ 機能ではなく CarPlay 接続が必要
・Android 機能でマップアプリを使うか、Android Auto で使うか?
前者はマップアプリ最新化のために Aナビ 本体で Google ログイン必要
後者は A ナビ 本体のログインが不要でセキュリティ上は好ましい
Aナビ / DA ですが、現時点で国内製は DA しかなく Aナビ はありません。
中国製は DA機能を搭載した Aナビ にシフトしていますので、CarPlay を使うには Aナビ から選ぶことになります。
販売元メーカー | Aナビ | DA | 価 格 |
国 内 | なし | あり | 10万円前後、 またはそれ以上 |
中 国 | あり | あり | 3〜5万円程度 |
Aナビ の Android 機能 を使わず、CarPlay 使用の場合は、メモリサイズにはさほどこだわらなくても済みそうです。
逆に Android 機能を使うならメモリは 3GB 以上が好ましいでしょう。
CPU はなるべく高性能が好ましいと思います。
CarPlay の場合、アプリは iPhone の CarPlay 対応アプリを使います。
CarPlay を主たる運用にする場合、Aナビ の android アプリはほとんど使わないので、アプリ更新が原則的に不要になります。
したがってアプリ更新のためにデータ通信または WiFi を使わなくて済み、ウチの場合は大変ありがたい。
CarPlay 用のデータ通信は必要です。
【Aナビ を導入したら変わる点】
冒頭に書いたいまの運用が、Aナビ 導入でどのようになるか
CarPlay 接続中は主回線である Android 機のハンズフリーができないかも?
→ CarPlay 接続中は他デバイスを Bluetooth 接続できないのが仕様、
と国内製カーナビや、自動車各メーカーの純正ナビに注意書きがある
このとおりだと、主回線を Android 機から iPhone に移行する必要がある
しかし使い慣れている Android 機から移行するのは抵抗がある
LINE/Whatsapp を移行の場合、トークやチャットが移行されないことも嫌な点
Android 機でハンズフリーしながら CarPlay 接続したい、というのは特殊
な使い方かも知れません
Android 機でハンズフリーならば Android Auto を使い、CarPlay 接続
なら iPhone をハンズフリー、が素直でしょう
以上のことから「カーオーディオ + DA」という、いまの方が使い勝手はよいということになり、Aナビ 導入するかどうかをためらっています。
さて、どうしたものでしょう。
【補 足】
いま使用中の Carpuride 9インチ(ポータブル DA)を使って、 CarPlay 接続中に Android デバイスを Bluetooth 接続できかどうかを検証してみました。
この機種で Android デバイスの Bluetooth 接続は、実運用ではする必要性がありませんが、検証したところ、な、ナンとできるのです。
これは CarPlay 接続中は Bluetooth が使えない、という国内製カーナビや自動車メーカー純正ナビの注意書き とは異なっています。
Apple の公式情報には「CarPlay 中に他デバイスを Bluetooth 接続できない」という記載はありません。
このあたりの CarPlay の「仕様」がハッキリしません。
【CarPlay 接続後の Bluetooth の状態について】
・有線接続ではそもそも CarPlay のための Bluetooth 接続は不要です
→ 不要なのに Bluetooth 接続ができないようです
・ワイヤレス接続の場合、一旦接続されると Bluetooth は自動的に「未接続
状態」に遷移します
→ 未接続状態なのに Bluetooth 接続ができないようです
この「未接続状態」への遷移も Apple 公式情報には記載がありません
以上のことからすれば CarPlay 中に Bluetooth を使用できてもよいのではないか、と思いますが、そのようにはなっていないようです。
Carpuride DA の場合は CarPlay 中に、結果的に Android デバイスを Bluetooth 接続できていて、ハンズフリーもできるのです。
ただし CarPlay で楽曲再生しているときにハンズフリー通話後は Carpuride DA のスピーカー再生が復活しません。
iPhone 本体での再生になってしまいます。
おそらく Bluetooth 接続デバイスが着信・通話で Carpuride DA のスピーカーをつかんだままになっていると思われ、CarPlay を再接続処理しない限り復活しません。
Android 機側の楽曲アプリの場合は Carpuride DA のスピーカーで再生できていて、この場合はハンズフリー通話後も Carpuride DA のスピーカー再生が復活します。
この状態の場合、iPhone への着信もハンズフリー通話でき、終話すれば Android 機の楽曲再生はスピーカーで復活します。
もう 1台保有している T86F 7インチ(ポータブル DA)は、国内製カーナビと同様、CarPlay 中の Bluetooth 接続ができません。
Carpuride DA で Bluetooth 接続できるのは、CarPlay の仕様なのか、Carpuride DA 固有の動作かはわかりませんが、どうも後者と思われます。
ひょっとしたら中国製 Aナビ には CarPlay 中の Bluetooth 接続が可能な機種と、できない機種があるのかも知れません。
Aナビ を導入して確認するしかないのが辛いところです。
もしも CarPlay 中の Bluetooth 接続ができない場合、主回線の iPhone への移行または、Appleマップ利用をあきらめる、ということになり悩ましい限りです。
どなたか、このあたりの情報をお持ちの方が教えてくださると大変ありがたく思います。
※ Y! カーナビへのショートカットについて補足
iPhone のショートカットは、Android における Tasker のタスクのようなことができます。
次のような手順を組みます。
GoogleMaps で目的地検索し、その URL に含まれている緯度・経度・目的地名を抽出し、これを Y! カーナビの URL スキームに埋め込み、URL 開くという手順です。
使い方は、GoogleMaps 検索後、「共有」をタッチして、その中の当該ショートカットをタッチで一連の手順が実行されます。
この「共有」→ 「当該ショートカットをタッチ」が Tasker におけるトリガーに相当します。
この URL を開く手順で Y! カーナビの地図で目的地までのルートが示されます。
ショートカットのトリガーについてはショートカットアプリのオートメーションタグでトリガー条件を発動することもできます。
Android における Tasker に似た動作をさせることができます。
@otchy さんのサイト から転用させていただきました。
最後の「URL を開く」の一つ前の部分が送り先 URL のスキームです。
Y! カーナビの場合が "yjcarnavi://navi/select?lat=χlat &lon=χlong &name=χplaceName +" となります。
("χlat" というのは "lat" という変数名を表しています)
Y! カーナビに関して、Yahoo が URL スキームを公開していますので、参考してください。
この部分を書き換えれば、例えば Appleマップに送ることができます。
Appleマップの場合 "http://maps.apple.com/?ll=χlat , χlong &q=χplaceName +"
URL スキームがわかっているマップアプリならば同様に送ることが可能です。
0 件のコメント:
コメントを投稿