2019-11-13(水)の記事
MacOSX Catalina はまだアップデートしてはいけない
この記事で「 ユーティリティ系は Mac 純正でもうまく動かないものがありますし、サードパーティのものも 64 ビットアプリのはずなのに動かないと、まぁいろいろ出てきます。」と記載しました。
「例えば .iso をマウントできない、とか unetbootin.app が動作しないとか、TimeMachine からの Mojave への復元ができないとか、もちろん 32 ビットアプリは動作しないので、バッファロー NAS のファームウェアアップデートはできません。」とも記載しました。
考えてみれば、iMac をマルチブートで Mojave / Catalina が起動できるようにするか、MacBook Air がありますのでこちらを Mojave のままにして iMac は Catalina だけにしてもよかったのです。
既知の問題は Mojave で動かし、そうでないものを Catalina で動かせばよかったわけです。
へんな思い込みから Mojave が動作する「量販店 HDD モデル」を購入しましたが、別に Catalina でもよかったわけです。
まぁ、その「ヘンな思い込み」のせいで「Thunderbolt 3 + M.2 NVMe SSD」でコスパよく爆速化を実現できたのですから、結果オーライですが。。。
ということで、遅ればせながら Catalina を Samsung 970 EVO Plus にクリーンインストールしてみました。
既知の問題は、MacBook Air(Mojave)で処理できます。
例えば、バッファロー NAS のファームウェアアップデートは通常は Web ログインしてアップデートし、ディスク交換時などは MacBook Air 側でアップデーターを動作させる、というように使い分けます。
Catalina からの「使えないよ」という警告がでた unetbootin.app は作者が Mac 開発環境が使えない状態とかでまだ対処できていないようですが、QA サイト には QA フォーラムユーザーによる救済策が記載されています。
よくこんなことを見つけたなぁ、と思います。
Found a workaround! Open Terminal and a Finder window, then on the Finder window navigate to the Application folder, locate UNetbootin, Right-Click on the application and choose Show Package Contents, click on the drop-down folder with the name "MacOS", now go over to the Terminal window and type "sudo " (don't forget the space), then drag the executable over to terminal and hit enter on the terminal window. After that, it should start-up!
これによると「権限問題」が最新バージョン(unetbootin-mac-675.dmg on Catalina)にはあるようです。
要は、ターミナルから "sudo" を使ってアプリを起動すればとりあえず使える、ということだそうです。
上記英文は「回避策がみつかった。ターミナルとFinder画面を開き、Finder画面でアプリケーションフォルダーに移動して unetbootin を右クリックして [パッケージの内容を表示] を選択し、「MacOS」という名前のドロップダウンフォルダーをクリックします。ターミナルに「sudo 」と入力し(スペースを忘れないでください)、実行可能ファイルをターミナルにドラッグし、ターミナルで Enter キーを押します。 その後、起動すします。」とあり、そのようにすると確かに起動できました。
[パッケージ内容を表示] では "Contents" フォルダーになり、その中に "MacOS" フォルダーがあって、そこに "unetbootin" の実行ファイルがあります。
上記手順でドラッグすると次のようになります。
~$ sudo /Applications/unetbootin.app/Contents/MacOS/unetbootin
まぁ、少し起動に手間がかかりますができなくはありませんし、Mojave ならば問題なく使えるので大した問題ではありません。
Catalina にして TimeMachine の挙動がよくなくて NVRAM クリアして OK となりましたが、Mojave までのように TimeMachine からコピーもできません。
OS と data 領域のボリュームが違うだけではなく、たとえば Mojave で起動して Catalina の SSD のデータ領域からファイルやフォルダをコピーしようとしてもできません。
なので、Catalina はやめました。
こだわって Mojave がインストールされた量販店モデルにしておいてよかった、というのが結論でした。
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