前回は、PC(Lubuntu)の USB ポートに復旧するディスクを挿して、/(ルート)をクリアにし、 /boot に initrd.buffalo と uImage.buffalo を置きました。
このディスクを取り出して、LS210D の筐体に装着します。
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initrd.buffalo と uImage.buffalo は、https://github.com/1000001101000/Debian_on_Buffalo の Buster / Jessie - nolongerupdated / Stretch のいずれかをクリックし、>> installer_images >> armhf_devices >> と進むとそのバージョンのファイルを得られます。
先頭に initrd.buffalo、以下 LinkStation の機種ごとの uImage.buffalo.[機種名] があります。
Jessie は古いですし、Buster は新しいのですが、Stretch が程よいかな、と思ってこれを選びました。
得られた uImage の [機種名] 部分は取って uImage.buffalo とします。
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ディスクの装着を終え、電源を通じるとインストールが始まります。
LED の点滅がなくなったら、アドレスを確認します。
インストーラーは DHCP サーバーから割り当てを受けるように作られていますので、DHCP サーバーの割り当て一覧を確認してアドレスを確認します。
ここでは 192.168.0.201 が割り当てられたとします。
Mac のターミナルから
$ ssh installer@192.168.0.201
とします。
パスワードは install です。
Debian Installer の初期画面になっているはずです。
以降は、画面の指示通りに進みます。
画面の進行は、下記サイトがよく書かれていますので参考にします。
https://wv4short.com/installing_debian_9_to_linkstation_ls-xhl_ls-vl_part4/
言語を選んでもすぐには表示が日本語にならず、英語表記のままで上記サイトとは言語表記が違いますがすが問題はありません。
途中でルートのユーザー名とパスワード、ユーザーのユーザー名とパスワードを設定する画面がでますのでそれぞれ設定します。
パーティションの設定は間違いがないように設定します。
20分程度で ”popularity-contest” に参加するかどうかを問われますが、 "no" のまま進みます。
そこから10分ほどしてインストールが完了しますので、設定した「ユーザーID」で ssh でログインし直します。
$ ssh username@192.168.0.202
(最初に割り当てのアドレスから一つ進んだアドレスに多分なっています。DHCP サーバーで確認します)。
設定したパスワードを入力するとログインできます。
$ su
でシングルユーザーモード(スーパーユーザーモードというのはありません。正しくはシングルユーザーモードです)に入ります。
パスワードを問われますので、ルートユーザーのパスワードを入力します。
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この時点ではまだ、sudo はインストールされていません。
>> 次回(その3)に続きます
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