2019-09-26

NAS・LS210D - Debian Server 仮死状態からの復旧・その4

因縁の fstab は無事に乗り越えました。


次に NAS として機能させるために samba を導入します。


debian:/# apt-get update
debian:/# apt-get install samba


samba の設定をします。
/etc/samba/smb.conf の最終行に以下の行を追加します。

[username]
path=/home/username
read only=no
guest ok=no



samba ユーザを登録します。

debian:/# smbpasswd -a username
 (新しい passwd 入力と再入力を促されるので入力します)

samba の自動起動設定をします。

debian:/# update-rc.d samba defaults

samba の再起動をします。

debian:/# /etc/init.d/smbd restart

Mac から接続できることを確認します。



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この後で DLNA サーバーをインストールしたのですが、DTCP-IP がダメです。

オリジナルの NAS のときは入っていたので、ほかの DTCP-IP 機器との動画などの交換や移動、視聴などが行えていましたが、これが NG になりました。



ということでいくつか保存しておいた動画は見れなくなってしまいました。



DLNA サーバーにすれば、動画や写真・音楽などを保存でき、これを DLNA クライアントから視聴などはできます。



そういうことですので、保存しておいた動画は諦めざるを得ません。

まぁ、最悪はそういうこともある、と覚悟はしていましたし、すでに見たものばかりですのでさほど未練はありません。


ということで、それならいっそのことパーティションも新しく切り直すことにしました。



といっても替えたのは /(ルート)を 4.6 GB から 9 GB にほぼ倍増したのと、パーティション4に残りの領域をすべて割り当て、これをデーター専用の共有領域にすることぐらいです。


そんなことで、改めて「クリーンインストール」しました。

因縁の fstab も無事再設定しました。



《 fastab 間違えておかしくなっちゃったヒトは他にもいらっしゃいました》



>> 次回(その5)に続きます










2 件のコメント:

Camphora さんのコメント...

こちらのブログを参考に,先日LS210をDebian(Buster)化させていただきました。
ただ現在ではDebianインストーラ実行途中,
Partitioningの際にsda6のマウントポイントを設定しなければ
インストール後にsshでログインできないようです。
(管理人様と同じ,fstabの設定ができていない状態?)
その代わりにインストール後のfstabの設定はありません。

また,Partitioningの設定でsda6がデフォルトでno useになっているので,
マウントポイントの設定のためext4に変更しなければならず
xfsからのフォーマットが必要な模様です。

どなたかの参考になればと思い,ここに記載します

bike86-3 さんのコメント...

Camphoraさん、こんにちは。

ありがとうございます。

LS210 はすでに基盤が壊れましたので、確認ができない状態です。