RTX500 だけは Samba でリモートで見れるようなのですが、他の機種には共有機能は備わっていません。
ガジェットでも見ることはできますので、これでもいいのですが表示最大行が 10/30/50/100 行からの選択になり、選択した最大行を超えると古い行が消えつつ新しい行が表示される、という動作です。
そこで syslog サーバーを立てることにしました。
Raspberry Pi 3 B にサーバー機能を作成してログを受けるか、Mac の定義を編集して、RTX830 からのログを受けるかのいずれかです。
Raspberry Pi の場合は共有フォルダにログをはかせて、これを Samba で Mac から参照して表示するやり方になります。
.log の拡張子を付けたファイルに吐き出せば、ダブルクリックでコンソールアプリが起動されますので、過去から最新まで見ることができ、常に最新化もされます。
Mac のログ機能を使う場合はコンソールアプリを起動してメニューの中に RTX830 のログが出るように設定しておけば、同じように過去から最新まで見れます。
結局、Mac に転送することにしました。
/etc/syslog.conf でファシリティ名(例:"local5(番号は0〜7の中から任意選択)")と、syslog を吐き出す場所を設定します。
/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.syslogd.plist を編集して外部からの
syslog を受け取れるようにします。ただ、plist はバイナリなので一旦 xml に変換しこれを編集、バイナリに戻すのですが、そのままでは /System ディレクトリに書き込みできません。
リカバリモードのターミナルで "csrutil disable" し、/System ディレクトリへの書き込みを可能状態にし、"reboot" したあとで書き込みます。
書き込んだ後は再びリカバリモードで "csrutil enable" して /System ディレクトリへの書き込みを禁止しておきます。
このあたりのやり方は他の方々が記載されていますのでそちらを参考ください。
RTX830 の方は、以下のコマンドを流します。
syslog host 192.168.(Mac のアドレス)
syslog facility local5(定義したファシリティ番号を指定:例では5番)
syslog notice on
取得したログはコンソールから下記のように見ることができます。
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