iMac 2019 が Mac mini M1 購入でお役御免になりました。
下取りまたは、転用をと思っていました。
実は一旦は下取り手続きしたのですが、Apple ID 登録名がローマ字で、証明書の免許証が漢字なので、本人確認不可、とはねられました。
なんとも杓子定規、自動認識と思われますが賢くありません。
人間ならば同じ人物として扱うはずです。
日本の場合は本名とローマ字表記を併記できるようにすれば避けられるはずです。
Apple にはそのように伝えましたが。。。
実際、クレカはカード上はローマ字表記ですが、クレカ会社では本名と紐付けしていますからこんなことはありません。
ヒトではないのでしょう。
ヒトでなしです(笑)。
ロクでなし、とはいいません(笑)。
Mac の下取りは購入時下取りの場合と、下取りのみでギフトカードで受け取る2種類があります。
たとえば iMac 2019 は購入時下取り査定(仮)では 30,000 円ですが、下取りだけ申し込むと 45,000 円の査定(仮)です。
なぜかギフトカード受け取りの方が高いのです。
購入時下取りがはねられましたので Apple に問い合わせましたら、一旦、購入をキャンセルして返品し、登録名を免許証と同じにして、改めて購入手続きすること、といわれたのです。
あ〜ぁ、面倒。
せっかくセットアップしたのに、またたいへん。
なんだかんだで約1週間かかります(返品・下取り・セットアップ等)。
査定額が高くなるギフトカード下取りだと、一旦 iMac を下取りに出して、ギフトカード入手まで2週間程度かかります。
その間に Mac mini M1 を返品処理し、そのあとで改めて購入手続きするので、また3〜4日かかります。
この間は Mac なし状態の空白が生じます。
(MacBook Air 2012 がありますから完全な空白ではありませんが)
下取りがはねられたのは、下取りに出さない方がいいよ、という「お告げ」かも知れません。
そこで、セカンダリーディスプレイ化ができないかと考えたのです。
iMac を下取りに出す場合、Magic KB / Magic Mouse2 は iMac の付属品ですから下取り時に一緒に出さなくてはなりません。
Mac mini M1 用に改めて Magic KB / Magic Mouse2 を購入すると、下取り価格から数千円しか残りません。
これはアホらしい。
iMac 2019 は ターゲットディスプレイにすることはできません。
Luna Display ならば Mac-to-Mac でセカンダリーディスプレイにできますが、使用者のレビューでは使えなくはないが遅延があって、多少もたつく、ということでした。
ところが、M1 になって、それまでの遅延が 十数ミリ秒〜 24 ミリ秒だったのが 7 ミリ秒になったとのこと。
ならば、いけるかも、ということでドングル(USB−C タイプ)を手配しました。
親機とセカンダリーディスプレイ側の接続は ① 同じネットワークの WiFi で接続、② 同じネットワークの 有線 LAN で接続、③ Thunderbolt-to-Thunderbolt で接続、のいずれかで接続できるとあります。
③ が一番よさげですが、2口ある Thunderbolt のうちの1個をドングルで専有します。
残る Thunderbolt はドッキングステーションとの接続に使用しますので使いたくはありません。
そこで ② の接続にしました。
親機側のアプリとセカンダリー側のアプリを Astropad 社のホームページからダウンロードします。
これをそれぞれの Mac にインストールしてどちらも起動します。
親機側は、セキュリティとプライバシ− → プライバシー → アクセシビリティ と、同じく 画面収録 の許可設定をします(そのように求められます)。
親機側の Luna Display.app のアイコン |
セカンダリー機側は、セキュリティとプライバシ− → プライバシー → 入力監視 を許可設定します(そのように求められます)。
セカンダリー機側の Luna Secondary.app のアイコン |
なぜ親機側がグレーの猫シルエットで首鈴(?)なんでしょう。
なぜセカンダリー機側が黒い猫シルエットでハチマキなんでしょうか。
猫の自分勝手で気ままな性質を表しているのでしょうか。
まさか Luna Display がそうだということではないですよね Astropad さん
あとはお互いが接続しあって、セカンダリーディスプレイとして動作します。
セカンダリーディスプレイ側には親機の LAN アドレスの入力画面がでますから、4桁目だけ入力すると接続動作に入ります(頭3桁はプリセットされています)。
ドングルが届く前にアプリ同士だけでつながらないか試しましたが、しっかりと「ドングル」を挿すように求められました。
そりゃあそうですよね。
でないと Astropad 社は収入なしに便利に利用されるだけになってしまいますから。
Mac mini M1側の画面(HD表示) |
画面の真ん中にあるのが Luna Display の 配置を決める画面です。
セカンダリー側の画面(WQHD表示) |
さて、使ってみた感想です。
以下の動作状況は iMac 内蔵 HDD でのモタモタ起動後でも、外付け SDD での高速起動後でも変わりません。
メモリにアプリがロードされてしまえば動作はディスク性能には依存しないからでしょう。
遅延はほとんど感じません。
親機とセカンダリー間でウインドウを素早く移動させてもモタツキはありません。
やはり M1 で瞬発性が上がったのでしょうか。
ちなみに最新版の Luna Display.app は Universal で動作しますから、M1 対応されています。
セカンダリー側でウインドウを動かしますと、動いている間は文字がにじみますがウインドウが止まればにじみはなくなります。
使う上での妨げになるほどではありません。
スクロールなどではこのような動作にはなりませんので、セカンダリー側での作業も難なく行えます。
解像度です。
セカンダリー側の iMac は 21.5" 4K Retina ですが、WQHD までが表示可能で、4K 表示はできません。
WQHD の方が見やすいので、別に差し支えはありません。
親機側はいまは 2K ディスプレイですから HD までの表示です。
現在 4K ディスプレイを手配中で、月曜日には届く予定ですから、そうすれば 4K までの表示が可能になります。
多分、WQHD で使うでしょう。
あと、親機をスリープから復帰させたときにセカンダリー側が表示されるまでに約 17 秒ほどかかります。
再ログイン時もほぼ同様の時間がかかってセカンダリー側が有効になります。
これは親機の起動時間に匹敵します。
再起動時や、再ログイン時にアプリを自動で起動するには、「システム環境設定」→「ユーザーとグループ」の「ログイン項目」タブを開き、ここに "Luna Display.app" を登録追加しておきます。
そうすれば、自動起動されて接続にいってくれます。
なお、セカンダリーも同様に起動時にアプリを自動起動対象にする場合は "Luna Scondary.app" を登録追加しておきます。
これで iMac 2019 をセカンダリーディスプレイ化ができました。
下取りに出さなくてよかった、ということです。
2 件のコメント:
素晴らしい情報をありがとうございます!!
早速活用してみます(^^♪
おはようございます。
Luna Display のドングルは、ワタシが購入したときよりもかなり高くなっているようです。
セカンドディスプレイではないのですが、マウスとキーボードを親機と iMac で共有できる teleport.app というアプリがあります。
無料です。
紹介記事は下記です。
https://bike8615.blogspot.com/2021/04/teleport.html
これが便利でいまはもっぱらこのアプリを使い Luna Display は使っていません。
コメントを投稿