M.2 NVMe SSD を Thunderbolt3 ケースに入れて iMac 2019 の外付けブートディスクで使っています。
M.2 NVMe SSD は3つ持っています。
iMac HDD モデル購入時にポイントで入手した 970 EVO plus(250 GB)のほかに、WD Black SN750(500 GB)と KingMax 製(500 GB)です。
現在は WD Black SN750 を外付けブートディスクにしています。
iMac SSD 内蔵モデル並み以上の性能が得られています。
また、Thunderbolt3 ケースは二つあり、一つは予備です。
Thunderbolt3 ドッキングステーションの DP ポート(Active DP-to-HDMI アダプター経由)から FHD サブディスプレイをつないでいます。
この結果、ドッキングステーションに Thunderbolt3 ポートが一つ、空きがあり、他の Thunderbolt3 デバイスを接続することができます。
もう1台の Thunderbolt3 ケースに入れた KingMax 製の SSD は macOS Big Sur のみをインストールしており、 万一の際の予備のブートディスクになっています。
内蔵 HDD も MacOS Big Sur のみにしてあり、予備のブートディスクが2台あることになり、データファイル等は TimeMacine から復元できます。
これらは外付けブートディスクとして使用している M.2 NVMe SSD が壊れた場合に備えています。
TimeMchine は SanDisk 製の SATA SSD(500 GB)です。
読み書き速度は 400 MB/s 前後ですが、バックグラウンドで動作していますので M.2 NVMe SSD ほどの性能は要りません。
970 EVO plus は USB-C ケース(10 Gbps)に入れていますが、中身は空っぽで未使用状態です。
現状は以上です。
さて、Mac は Mac Pro を除き「開かずの密室」なので PCIe カードを増設できません。
MacBook ならばなおさらで、これは Windows Notebook PC も同様でしょう。
例えばグラボやサウンドカード、M.2 NVMe SSD PCIe カードを使用したい場合があります。
こういうときに使えるのが Thunderbolt3 PCIe 拡張ボックスです。
Thunderbolt3 ですから 40 Gbps の高速度で接続でき、マザーボードの PCIe スロットと等価に使うことができます。
例えば次のような構成を考えてみます。
① iMac の Thunderbolt3 ポートから拡張ボックスへ接続します
② PCIe カードに M.2 NVMe SSD を装着して拡張ボックスの PCIe
スロットに差し込みます
③ 拡張ボックスからドッキングステーションにディジーチェイン接続
④ ドッキングステーションの DP ポートからサブディスプレイ接続
このような接続にすると、Thunderbolt3 ポートは iMac 本体に1つ、ドッキングステーションに1つ、合計で2つ空きますので、他用途で使う余裕ができます。
拡張ボックスに装着の M.2 NVMe SSD はブートディスクにすることもできます。
拡張ボックスの中には DP ポートがついているものもあり、その場合はドッキングステーションが要らないかも知れません。
グラフィックボードを装着して高性能なゲーム用ディスプレイを接続するといったこともできるわけです。
ワタシはゲームには興味がありませんのでグラボを使うことはないでしょう。
現在使っている M.2 NVMe SSD 用 Thunderbolt3 ケースが壊れても、もう1台、Thunderbolt3 ケース と SSD がありますので、このような拡張ボックスがなくてもすぐに困るようなことはありません。
ただ、Thunderbolt3 ケースに SSD を装着の場合、結構発熱し、50 ℃ 近くまで上昇することがあります。
M.2 NVMe SSD は 80 ℃くらいまでは壊れることはありませんが気にはなります。
また、転がしておくのもなんとなく気になります。
拡張ボックスに入れると通常はファンが付いていますから発熱対策にもなり、ボックスですからなんとなく収まりがいいと思います。
M.2 NVMe SSD 用 Thunderbolt3 ケースが壊れるようなことがあれば、拡張ボックスもいいかな、と思っています。
二つある Thunderbolt3 ケースのうちの一つは常に予備のブートディスクにしておくのです。
と、いうことで、まだ拡張ボックスを入手しているわけではありませんが、調べてみました。
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